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製造工程
当店では、十勝産の大粒小豆を使用し製餡しています。
最近では安価な外国産が市場に多く出回るようになりましたが、やはり北海道十勝産にこだわり続けたいと思っております。
小豆を炊いて、皮を取り除いたものを”ご”といいます(生餡とも言います)。その”ご”と白ザラメを大きな銅製の鍋”さわり”で強火であわせていきます。
適量の水とあわせ強火で煮詰めていきます。
「ボコ、ボコ」とまるで火山のマグマのような光景が現れます。
ちなみに、映画等で使用されているマグマの音は、ハリウッドの関係者が日本に来て、とある和菓子店の製餡工程で音を収録し、マグマの音としてハリウッド映画で使用したのが始まりだそうです。
餡の出来上がりの画像です。
よく見ると餡の先がとがっているのがわかりますか?
よく火が入っている証拠です。専門用語で、「角がでるまで煉り上げる」などと表現します。
強火で煉るので作業はとても熱いですが、しっかり火の入った餡はさっぱりとあとを引く甘さのの餡に仕上がります。不思議です。